男性看護師 介護服で死亡事故  香川県

msn産経ニュース  2011.11.2 02:33

着せ違えで患者窒息死 看護師を容疑で書類送検 香川県警
http://sankei.jp.msn.com/region/news/111102/kgw11110202330002-n1.htm


 
 介護服を着せ違え入院患者を窒息死させたとして、香川県警捜査1課などは1日、業務上過失致死の疑いで独立行政法人国立病院機構香川小児病院観音寺市)の男性看護師(23)を書類送検した。介護服は上下一体型で脱着用のファスナーが前部に付いているが、患者は前後を逆に着用していたため、襟で首を圧迫され死亡していた。



 県警の調べに、看護師は「前と後ろを間違って着せてしまった」と容疑を認めているという。送検容疑は6月19日午後11時20分ごろ、重症心身障害病棟に入院中の男性患者(46)に、介護服の前後を間違って着用させ、20日午前5時ごろ、正座した状態で前のめりになって就寝していた患者の首が服の後襟で絞まり、窒息死させたとしている。



 患者は前部と後部にファスナーの付いた介護服を併用していたという。同病院は「介護用品の取り扱いについては細心の注意を払いたい」としている。