「愛知県東海市介護事故」  鈴木淳雄 知多北部広域連合長(愛知県東海市長)からの回答

  
鈴木淳雄 知多北部広域連合長(愛知県東海市長)から ようやく今回の介護事故について回答がありました。



 「知多北部広域連合」(愛知県東海市大府市知多市東浦町の知多北部3市1町で構成する広域連合)


・・・事故から1年半です。

この文面は、広域連合が「介護事故」に対して どのようなスタンスで取り組んでいるのかを知る資料になります。


今まで曖昧であった「介護事故のフローチャート(マニュアル)」が、今ここで明らかになるのか?

もし これが事実なら全国に波紋を及ぼす「ガイドライン(指針,指標)」となるでしょう。

果たして どうでしょうか?

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2  「父」の事故について



 平成22年8月21日の「父」の事故につきましては、「東海市在宅介護家事援助の会ふれ愛」より



平成22年8月27日に知多北部広域連合へ事故報告書が提出されております。



事故報告書を広域連合へ持参して提出された際に事故について聴取を行い、



事故報告書には事故の対応と再発防止策について適切に記載がされておりましたので、



事故に対する対応はなされていると認識しておりました。




 また、平成23年11月16日にふれ愛の佐々木氏より今回の事故の発生状況、事故後の経緯、



再発防止策が適切に行われているかについて聴取を行いました。



当広域連合として今回の事故の状況を把握し、再発防止策に基づいた適切な運営を指導いたしました。




 当広域連合は、今後とも保険者としてサービス事業所を指導監督する立場にあることを十分に認識し、



介護サービスの適正かつ円滑な運営に努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。
 



私の読解力と解釈が間違っていなければ、結論は こうなります。
 
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「加害者(介護サービス事業者)」だけの事故報告書および聴取
 
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 問題なし
 
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介護事故 解決
 
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>事故報告書には事故の対応と再発防止策について適切に記載がされておりましたので、

>事故に対する対応はなされていると認識しておりました。




結論として、「加害者」側の
一方的な事故報告書と聴取で 「事故に対する対応はなされていると認識」していたつもりなのですね。

つまり「被害者」側の主張・見解 ならびに事実関係の調査は全く必要ない、ということですか?


先ず「被害者ありき」ではないのですね・・・


交通事故を例にしてみましょうか。

加害者の一方的な事情聴取だけで、「事実」が見えてきますか?

加害者は自分に都合のいいことしか語らない場合もあります。

そんな時は当然 被害者の事情聴取もするのです。

三者が目撃していたら さらに「確かな事実」が見えてくるのです。



私が頂いた「事故報告書」と そちらに提出された「事故報告書」は同じものですよね?

いや同じものと信じています。

しかし世間には事実を捏造(ねつぞう)する人もいますので御注意を。





つまり「加害者(介護サービス事業者)」が最優先で尊重されるわけですか・・・

少なくとも今回の事故では、私ども被害者には何の事情聴取も自治体から受けておりません。

被害届も聞いてもらえませんでした。

わざわざ出向いても 「たらい回し」の連続でした。




 

「事故防止策」ご覧になりました?
 


 事故対策   車イスを操作する時は、ひじを両脇につけ 腕を伸ばすことなく、歩行前進する。

 再発防止策   従来の車イスは不安定なので 安定性のある車イスに交換する。

   


   
「従来の車イスは不安定なので・・・」一度見て下さい、現物を。


介護のプロが、あのような見当違いな事故原因と再発防止策をお認めになるとは・・・

この車イスは他の介護サービス事業者からレンタルしていた規格品です。

私個人の見解としては、なんら問題のない通常の車椅子です。

この車椅子が原因なら、全国に何百、何千と同じものがあり危険な状態のはずです。


製造物責任法消費者庁に訴えないといけないはず。

もちろん 知多北部広域連合からも全国に向けて 消費者庁へ連絡したのでしょうね。

私が、東海市在宅介護家事援助の会 「ふれ愛」の佐々木理事長に この事を提言したら何も発言しませんでした。

明らかに 「事故発生原因」の責任転嫁です。

また事故は再発しますよ。





>事故対策   車イスを操作する時は、ひじを両脇につけ 腕を伸ばすことなく、歩行前進する。

 

これ意味不明ですけど 実行しているのでしょうか?

それより 車椅子の後退防止ベルトを確実に取り付ける方がいいのでは。
  


      
 


>再発防止策が適切に行われているかについて聴取を行いました。
  


ふれ愛の佐々木氏に私は質問しています。

  「今回の事故の対策を言って下さい」


2つとも言えませんでしたよ。ICレコーダーで録音してあります、録音していることは佐々木理事長も御存じです。

ちなみに ふれ愛に勤める4人に直接 聞き取りしました。(事故以前から勤めている人です)

2人は、「そんな対策聞いたことない」

あと2人は、「そんな事故知らない」


これが現状です。


        


>事故発生原因(推定)

>2.車イスの前輪がセーフティーベルトの金具にあたり 前輪が浮いた。 

    
セーフティーベルトの金具がある車が、東海市在宅介護家事援助の会 「ふれ愛」に何台あるか御存じですか?


セーフティーベルトの金具がないフラットな車と混在しているのですよ。

今は フラットな車が主流です。事故やヒヤリハットがあったからでしょうね。


実際に「東海市在宅介護家事援助の会ふれ愛」に立ち入り調査すれば、

もっと多くの事実がみえてくるのに、それを怠った・・・


そのツケは大きいと思います・・・




 
 

鈴木淳雄 知多北部広域連合長(愛知県東海市長)

     

これでは、「介護事故のフローチャート(マニュアル)」「ガイドライン(指針,指標)」とは呼べないと思います。


  
もう一度お尋ねします。

先ず、これからお願い致します。

「愛知県健康福祉部高齢福祉課」からの回答  「愛知県東海市介護事故」

番号を付けて質問してあります。


あと この文面を読みますと 
「適切」という言葉が多いですが、 

「適当」ではなく
「具体的な」答えを御願い致します。





※追伸:今回の事故を含め 管轄内で発生した介護事故ならびにヒヤリハットなどの情報は、

少なくとも 知多北部広域連合が管理する愛知県東海市大府市知多市東浦町の介護サービス事業者に

共有されているのですよね。できれば県・全国に向けて。

義務でもなく法律に定められていなくとも 人道的立場から 

「介護事故の再発防止」も広域連合の仕事ですから、勿論 情報の伝達はされていると信じています。


このメールを読んで 一番最初に気になったことは、

「書き出し」でしょうか。

少なくとも 介護事故に遭い被害を受けた市民に

「先方の安否を確認する表現」があって当然ではないでしょうか。


その辺りからして、「知多北部広域連合」の市民へのスタンスが窺えます。      





あとの詳しい解説は、こちらで


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