働き手「70歳まで」…新生産年齢人口に  さすが福祉国家ニッポン

この記事を読んで、さすがにへこみました・・・
 
何たる短絡的な発想・・・
 
私達は、働き蜂ですか?
 
勉強して勉強して、働いて働いて、気付いたら・・・(考えたくない)

 
以前、議員さんが発言しておりました、

高齢者を一人負担するのに若者が三人必要なんです!

だから少子化に歯止めを!!!と
 
 
でも冷静に考えれば、その若者三人が高齢者になったら それぞれ三人づつ若者が必要で

九人の若者が必要。その九人の若者を・・・・どれだけ人口増えるんですか・・・



記事に戻りますが、こんな短絡的発想が出てくると

そのうち冗談抜きで「姥捨て山法案」なんて出てきても おかしくないですね。

内容は知りませんが・・・





読売新聞  2014年05月07日 08時16分

働き手「70歳まで」…新生産年齢人口に

http://www.yomiuri.co.jp/politics/20140506-OYT1T50040.html




 政府の経済財政諮問会議(議長・安倍首相)の有識者会議「選択する未来」委員会が、人口減と超高齢化への対策をまとめた提言案が明らかになった。





 70歳までを働く人と位置づけるほか、出産・子育て関連の給付など支援額を倍増させる。高齢者と女性の活躍を後押しすると同時に出生率の引き上げを図り、50年後の2060年代に1億人程度の人口を維持することを目指す。



 同委の三村明夫会長(日本商工会議所会頭)が「2020年及び半世紀後を展望した日本経済への提言」を5月半ばに諮問会議に提出する。政府は、6月にまとめる「経済財政改革の基本方針(骨太の方針)」に反映させる。



 日本の人口は、60年に現在の約3分の2の約8700万人に減り、約4割が65歳以上になると推計されている。これを踏まえ、提言は「年齢・性別にかかわらず働く意欲のある人が能力を発揮できる」制度が必要とした。



 高齢者について、定年後の再雇用などで70歳まで働ける機会を増やすよう求めた。さらに、20~70歳を「新生産年齢人口」と新たに定義し、60年に約4800万人と見積もった。現在の生産年齢人口(15~64歳)の推計値(約4400万人)より、約400万人多くなる。



 女性に関しては、出産や育児による経済的な負担が最小限になるよう、給付額(2012年度は約4・8兆円)など支援額を倍増させるよう求めた。