福島第1原発事故旧避難準備区域  親子が孤立死    福島県南相馬市


「福祉」「介護」を取り巻く環境は未だ乱れている。


「虐待」「孤立死」「孤独死
 

最近は、これらのニュースが絶えない。

もちろん対象者は「高齢者」「障がい者」「要介護者」のかたがたが多い。

いずれ私が取り上げている「介護事故」も浮上してくるかもしれない。



まず現状を把握して 「何が問題点なのか?」深くさぐる必要がある。

テレビのワイドショーで取り上げても一過性のものでしかないのである。

全国の自治体・行政のかたがたは、問題が起きたことを どのように感じているのであろうか?

「ウチの街は大丈夫」で終わっているのであろうか?




私には とりあえずニュースをアーカイブしてゆくしかない。

 



毎日新聞 3月27日(火)12時59分配信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120327-00000027-mai-soci

<福島第1原発>旧避難準備区域で親子が孤立死 南相馬



  
 福島第1原発事故の緊急時避難準備区域(昨年9月末解除)に指定されていた福島県南相馬市原町区の住宅で2月下旬ごろ、この家に住む女性(69)と長男(47)が相次いで死亡していたことが分かった。発見まで約2~3週間周囲に気付かれず、病気で「孤立死」したとみられる。



 市などによると、住宅は市の中心街にある。親子は自宅1階で商店を経営していたが、数年前から閉店していた。緊急時避難準備区域の指定中も、周辺には居住している人が多くいたという。通報を受けた警察官が、2人が死亡しているのを発見した。



 市は昨年8月、この女性について担当の民生委員から「不審なけががある」として虐待の疑いの通報を受け、県警と共に訪問。当時は2人とも通常の生活を送り外出も可能だったため、「問題なし」と判断した。その後、「仙台の次男宅へ避難する」との情報が寄せられていたという。



 市の担当者は「69歳という年齢や長男と暮らしていることから、要支援の対象にはなっていなかった」と話している。【泉谷由梨子】