知多警察署の署長   飲酒運転で更迭  愛知県知多市

 
今日は、隣接する市の警察署長のモラルを欠くニュースが気になったので、取り上げます。

「飲酒運転」が、これだけ世間で騒がれているのに 事の重大さに疎いのには呆れます。


「警察」 は、モラルの原点であって欲しい。基本であって欲しい。

その秩序が崩壊すれば、事件も事故も 、また「ネグレクト」(いじめや虐待)などで起きている問題も後を絶たない。


ただ今回のケースで唯一の救いは、以下の内容であろう

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部下の署員3人とゴルフに来ていましたが、3人は酒を飲まず、このうち1人はその場で署長に対して飲酒運転になるのではないかと指摘した

内輪でもみ消してしまわなかったことに「モラル」を感じた。




NHK   NEWS WEB
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130819/k10013867541000.html

警察署長 飲酒運転で更迭
8月19日 14時5分




 愛知県の知多警察署の署長が、先月ゴルフ場で酒を飲んだあと車を運転していたことが分かり、愛知県警察本部は、19日付けで更迭するとともに詳しいいきさつを調べています。



更迭されたのは、愛知県の知多警察署の堀場昭英署長(60)です。
愛知県警察本部によりますと堀場署長は先月21日、県内のゴルフ場でプレーの前と休憩時間にそれぞれビールを飲み、その数時間後に車を運転して帰宅したということです。
県警本部に内部からの通報があり、発覚したということで、調査に対して「暑かったので飲んでしまった。考えが甘かった」と話しているということです。
堀場署長は、部下の署員3人とゴルフに来ていましたが、3人は酒を飲まず、このうち1人はその場で署長に対して飲酒運転になるのではないかと指摘したということです。
堀場署長は、ことし春に就任するまで交通違反の取締まりに当たる第一交通機動隊の隊長を務めていました。
愛知県警察本部は「署長がこうしたことで調査を受けるのは遺憾だ。酒気帯び運転の検挙の基準には達していないとみられるが、署員を監督する立場として許されない」として19日付けで警務部付きに更迭し、詳しいいきさつを調べるとともに今後、処分を検討するとしています。
知多警察署では、去年9月にも刑事課の警察官が飲酒運転で事故を起こし、懲戒免職になっています。








 

朝日新聞デジタル

 2013年8月19日12時49分

 
http://www.asahi.com/national/update/0819/NGY201308190008.html

飲酒後に運転、知多署長が異動 愛知県警が懲戒処分検討


  
 愛知県警は19日、飲酒後に車を運転したとして、知多署署長の堀場昭英警視(60)を警務部付に更迭する人事異動を発表した。県警監察官室が懲戒処分を検討している。「暑かったので飲んだ。認識が甘かった」と辞職する考えを伝えているという。堀場警視は第1交通機動隊長など交通畑を歩んできた。



 発表によると、堀場警視は7月21日午前、署員3人と県内のゴルフ場でプレーした際、プレー前に生ビールの中ジョッキ1杯とプレー中に350ミリリットルの缶ビール1本を飲んだ。ゴルフを終え、夕方に自家用車を運転して名古屋市内の自宅に帰ったという。署員3人は飲酒せず、それぞれの車で帰った。県警関係者から県警本部に情報提供があり、発覚した。



 県警は、道路交通法上の飲酒運転に問われる状態ではなかったとみられると説明。「アルコールが残っていたことが疑われる状態で運転するのは署長としてふさわしくないと判断した」としている。新署長には訟務官の吉田太郎警視が就任する。



 脇田泰嗣警務課長は「署長は部下を指揮監督する職務にあり、ふさわしくない行為をした疑いがあるので異動させた」とコメントしている。



 愛知県警では昨年、酒気帯び運転をしたとして、知多署と東署の警察官2人を懲戒免職処分にしている。