80歳になる 母親の介護疲れなどが原因で、木炭を燃やして無理心中を計った45歳の次男が逮捕されました。
長男と母親の三人暮らしの家庭に何があったのか詳しくはわかりません。
もし本当に「介護疲れ」が原因だとすると 問題は社会的に大きいです。
2014年03月25日21:22
このニュースでも取り上げましたが、政府は在宅介護を これからの中心にもっていこうとしています。
>政府は施設入所から在宅介護への移行を促しており、15年度からは特養への入所を原則、要介護3以上に限定する方針。
そうなると、このような悲劇が繰り返されるような気がしてなりません。
「老老介護」「障がい者と高齢者の介護共倒れ」「介護疲れ」「無理心中」「孤立死」・・・
・・・悪循環
いずれ他人事でなくなる日は近いです。
誰もが家庭で介護してあげたい気持ちは変わらないはず、
老人ホームに入れて「おまかせ」なんて考えてないはず。
本人も自宅が一番いいはず。
私の父も死ぬなら自分の家の畳の上で死にたいと望んでいました。
MSN産経ニュース 2014.4.5 13:35
木炭燃やし母殺害 介護疲れで心中図る? 殺人容疑、次男を逮捕
http://sankei.jp.msn.com/region/news/140405/tky14040514090001-n1.htm
自宅アパートで木炭を燃やし、同居する母親(80)を殺害したとして、警視庁捜査1課は5日、殺人の疑いで、次男の無職、中村仁容疑者(45)=東京都墨田区文花=を逮捕した。捜査1課によると、「無理心中をしようとしたが、自分は途中でその場を離れてしまった」と容疑を認めている。
逮捕容疑は2月25日午前、自宅の都営アパートで、木炭を燃やして一酸化炭素を発生させ、母親の孝子さんを一酸化炭素中毒で殺害したとしている。
捜査1課によると、中村容疑者は孝子さんと50代の会社員の長男との3人暮らし。孝子さんは足などが不自由で、中村容疑者らが介護していたという。
27日午後2時ごろに長男から「母親の様子がおかしい」と119番通報があり、救急隊員らが孝子さんの遺体を発見。台所から木炭の燃えかすが見つかったことなどから、捜査1課が中村容疑者に事情を聴いたところ、今月4日になって「自分が火をつけて殺した」と関与を認めたという。
中村容疑者は「以前にも2回、トライした」と供述しており、捜査1課は介護疲れや将来への悲観などから無理心中を図ったとみて、詳しい動機などを調べている。
日本経済新聞 2014/4/5 12:30
一酸化炭素中毒で母親殺害の疑い 東京・墨田、次男を逮捕
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG0500Y_V00C14A4CC0000/老齢の母親を一酸化炭素中毒で殺害したとして、警視庁捜査1課は5日、無職の次男、中村仁容疑者(45)=東京都墨田区=を殺人の疑いで逮捕した。同容疑者は「無理心中しようとしたが、途中で外に逃げた」などと供述しているという。同課は母親の介護疲れなどが原因で、心中を図った可能性があるとみて調べている。
逮捕容疑は2月25日午前、墨田区の自宅アパートの一室で、木炭を燃やして一酸化炭素を発生させ、母親の孝子さん(当時80)を殺害した疑い。同課によると、孝子さんは50代の長男と中村容疑者の3人暮らし。長男と同容疑者が孝子さんの介護をしていた。
長男が同月27日、孝子さんが起きてこないことを不審に思って寝室に入ったところ、死亡しているのを発見。台所上の洗面器に燃やした木炭が残っていたという。
同課によると、中村容疑者は「今年に入り木炭を購入した。(過去にも)2回ほど心中を試みたことがある」などと供述しているという。
朝日新聞DIGITAL 2014年4月5日12時20分
母を一酸化炭素中毒死させた疑い、次男逮捕 東京
http://www.asahi.com/articles/ASG453JDGG45UTIL00L.html
木炭を燃やし母親(80)を一酸化炭素中毒で殺したとして、警視庁は5日、東京都墨田区文花1丁目、無職の中村仁容疑者(45)を殺人容疑で逮捕し、発表した。「無理心中しようとしたが、自分は死にきれなかった」と容疑を認めていると警視庁は説明している。
捜査1課によると、中村容疑者は2月25日午前、自宅アパートで木炭を燃やし、母親の孝子さんを殺した疑いがある。中村容疑者は途中で部屋を出た。
中村容疑者は次男で、母と会社員の兄の3人暮らし。兄弟で母親の介護をしていた。兄は当時、仕事で外出中で、2月27日に兄が気づき、119番通報した。中村容疑者は「これまで2回、無理心中しようとしたが失敗した」と話しているという。
NHK NEWS WEB 4月5日 12時54分
木炭燃やし母親殺害容疑で逮捕
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140405/k10013523711000.html
ことし2月、東京・墨田区の都営アパートで80歳の女性が死亡しているのが見つかり、
警視庁は45歳の次男が部屋の中で木炭を燃やし、一酸化炭素中毒にして殺害した疑いが強まったとして逮捕しました。
次男は「無理心中しようと思ったが、途中で部屋を出て逃げた」と供述しているということで、
警視庁は当時の状況や詳しい動機を捜査しています。
逮捕されたのは、東京・墨田区文花の無職、中村仁容疑者(45)です。
警視庁によりますと、中村容疑者はことし2月、
自宅の都営アパートの室内で木炭を燃やして母親の孝子さん(80)を一酸化炭素中毒にして殺害したとして殺人の疑いが持たれています。
孝子さんはことし2月に布団の上で死亡しているのが見つかり、
警視庁が調べたところ、死因は一酸化炭素中毒で台所からは燃えた木炭が見つかったということです。
このため、孝子さんの次男で同居していた中村容疑者から事情を聴いたところ殺害したことを認めたということです。
調べに対し、中村容疑者は「無理心中をしようと思って木炭に火をつけたが途中で部屋を出て逃げた」と供述しているということです。
警視庁は当時の状況や詳しい動機を捜査しています。