「福祉介護」の表と裏  「過ちを繰り返さないこと」





「福祉介護」にまつわる法律、定義など「インフラ(社会基盤、下部構造など)」は まだ未完成の状態です。

平成12年には「介護保険制度」
平成17年には「障害者自立支援法
平成20年には「後期高齢者医療制度」などが施行されていますが、
まだまだ不十分です。
 
我々一般国民には、基本的に経済的な補助がメインの感じですが、

マニュアル通りに事が運べばいいのですが、一歩踏み外すと後手後手の状態です。

不備だらけ・・・それが今の「福祉介護」の現実です。

 

エレベーターの無い県営団地の5階に住む一人暮らしの高齢者が車椅子状態になったら どうなります。
 
高齢者夫婦だけの世帯で 要介護の奥さんを看てる旦那さんが障がい者になったら どうします。

30代から障がい者で、高齢になって入院したら3ヶ月以上おいてくれますか、

有料老人ホームに行ってくれと言われても そんなお金ないですよ。
 

これらの方々は、例えではなく 実際に私の身の周りにいるかたの ほんの一例の話です。

 



今回の私の父の介護事故にしても どこの自治体も相手にしてくれませんよ。

自治体が認可した介護サービス事業者が起こした人身事故に無関心、ノータッチが基本ですか。

業務上過失傷害」に該当するかもしれませんよ?

それを検証することもしないのですか?

再発防止に役立てる気はないのですか?


       

身近に潜むリスクに対する「管理体制」が不備なのでしょうか?感覚が不足しているのでしょうか?

トラブルが発生した時のフローチャートなども無いのでしょうか?

「無い」から「何もしない」で済む問題なのですか?

後手後手どころじゃないですよ。



これじゃ、「福祉介護」に限らず、 

地震、台風、大雨などの「天災」や 交通事故、火事、テロなどの「人災」も

起きてから騒ぐ状態なんでしょうね。
 

「過ちを繰り返さないこと」・・・大切です。