今更ながら 「やる気なし」の行政に言葉もありません。
>市幹部は「強く反省し、実効性のある対策を検討したい」としている。
・・・・・・できないなら、「できない」と言って下さい。
いかにも再発防止に努めるようなことを言うから こうなるのです。
私が責任者なら(この場合は厚生労働大臣になるのかな?) こう指示します。
3月6日までに暫定対策として全世帯の実態調査をしなさい。
3月13日までに恒久対策を具体的に出し、各部署に指示しなさい、と。
当然ですが、 恒久対策は抽象的なものでは意味ないですから。
当然ですが、「指示したつもり」ではいけませんから。
相次ぐ悲劇 行政に限界 「福祉国家とは呼べない日本」
60代の夫婦と30代の息子とみられる男女3人の遺体 さいたま市
母病死 知的障害のある息子 衰弱死 2カ月気づかれず 東京
札幌市白石区 姉妹 遺体発見から1週間 「福祉国家とは呼べない日本」
「暫定対策」と「恒久対策」
「教えたつもり」
曖昧(あいまい)な言葉
読売新聞 2月28日(火)10時33分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120228-00000338-yom-soci
7年前にも母子餓死…さいたま市、教訓生かせず
さいたま市北区のアパートで、住民登録のない一家3人が餓死したとみられる問題で、同市では7年前にも餓死した母子が発見され、再発防止策が検討されながら、今回教訓として生かせなかったことがわかった。
市幹部は「強く反省し、実効性のある対策を検討したい」としている。
同市大宮区の賃貸アパートでは2005年1月、餓死した女性(27)と長男(4)の遺体が発見された。当時の警察の調べでは、死因は栄養失調で、長男が先に死亡したとみられ、室内に食べ物はなかった。女性は、さいたま市の住民登録はなく、市への福祉に関する相談もなかったという。これを受け、市では、自治会や近隣住民、アパートの管理者などに対し、異変を感じた場合は行政に連絡してもらうよう通知した。しかし、今回、市は把握できなかった。