父が亡くなって 今日で12年 「障害者は長生きするもんじゃないなぁ」



人工透析歴43年で身体障害者1級、要介護5の父が亡くなって

今日2月11日で ちょうど12年。


2010年8月に透析クリニックに 介護サービスによる送迎の時に

ヘルパーが送迎用自動車に車椅子ごとスロープで乗せようとして、

車椅子ごと後ろに転倒してコンクリートの地面に後頭部をぶつけて首の骨を折ってしまった。



未だに思い出したくない事故である。



事故については、自治体(東海市知多北部広域連合社会福祉協議会、愛知県、厚生労働省)では全て たらい回しで 誰一人 事故について介入しなかった。

あの時は、私も40代で父の看病を母としながら 公的機関に足を運んで奮闘していた。


あれから12年経って「介護事故」について自治体などの対応は改善されたのか検証しているけど全然変わってないようだ。

縦割り行政に たらい回し 事なかれ主義・・・



今も要介護5の母の介護問題で自治体や公的機関に相談しているが、私も40代の時のような活力はないし、母の在宅介護で身動きできない。


父が生前言っていた言葉を思い出した。

「障害者は長生きするもんじゃないなぁ」



あの時、私は返す言葉が見つからなかった。




親父、ゴメンね。社会は簡単には変えられないよ。









愛知県介護事故 人工透析の父について


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